”好き”は廻りゆく
自分の最近好きなものの一つに『観劇』が挙げられます。
元々ミュージカルが好きで割とよく観に行ってはいたのですが
ここ最近は若手俳優さんが出演しているものや、所謂2.5次元舞台と呼ばれるものもよく拝見しています。
まさか数年前の自分がここまでどっぷりハマるとは想像してもいませんでした(笑)
どっぷりハマった経緯とか作品とかは
多分近いうちにお話しすると思うのですが。
ハマる前に「若手俳優と2.5次元」という世界を知ったのは
『仮面ライダー電王』だったなあ。
とふと思い返しました。
まだ駆け出し社会人だった頃
右も左も解らず緊張の毎日を送っていて
それはそれは今から想像もつかない程規則正しい生活を送っていました(笑)
日曜日も出社する時間に目が覚めてしまう。
そんな中でふと目にし日曜朝のスーパーヒーロータイムで出会ったのが
『仮面ライダー電王』でした。
史上最弱なのに決して折れない芯の強さを持つ良太郎。
個性的な良太郎に憑依するイマジン達。
大きな謎を秘めながらも親子のような良太郎達とまた違う関係性を見せる侑斗とデネブ。
魅力的なキャラクターと小気味良いストーリーに引き込まれ
気づくとどっぷりハマっていました。
駆け出し社会人の背中を押してくれた作品でした。
そんな私の様子を見て
「『ゲキレンジャー』のリオ様と『電王』の侑斗が出てる舞台があるんだけど行く〜?」
と誘ってくれた友人がいました。
その友人はテニミュと特撮が当時大好きで、ミーハーな私は好きな作品の俳優さんが出ていると聞いてすぐに快諾(笑)
それがDステであり
思えばそれが私の1番最初の
「若手俳優さんが出演している舞台」
との出会いでした。
暫く友人がD-BOYS関連の舞台のチケットを取っていてくれていたのですが、
友人に彼氏が出来た辺りから友人自身の熱も冷め始め、お声がかからなくなりました。
当時チケットを取る術も自分自身よく分かっておらず、
最終的に侑斗役の中村優一さんが芸能界を引退したこともあり、
気づくとその世界から少し距離を置いていました。
そこから約10年。
私はまた観劇の世界に戻ってきました。
今度は財力もチケットを取る術も知って。
俳優の中村優一さんも芸能界に復帰をしました。
そして今度は自分の好きな劇団である少年社中さんの舞台に中村さんが出演をします。
熱量の差異はあれど、
好きなものをずっと好きでいると
ずっと好きであった「ご褒美」みたいな出来事に遭遇するのですが、
今回のは当にそれ。
10年経って、また自分が好きだった方にまた舞台で、しかも好きな劇団の作品で、廻り会えるというのが、非常に感慨深くて嬉しくて….
観劇の際はこの想いを手紙にして書いていこうかと思っている今日この頃です。