2017年観劇振り返り

またまた更新期間が開いて気づくと年末に!!感想書く書く詐欺をしながら書き切れておらず(書くつもりはある。)でも!年内のうちに今年の観劇を振り返りたい!!今年の振り返りは今年のうちに!

 

…ということで以下今年見た作品を羅列してみました。

 

【1月】
・スター☆ピープルズ!!
・ミュージカル『手紙』

【2月】
メサイア〜暁乃刻〜
・少年社中『天照』
・ALTARBOYZ

【3月】
・ミュージカル『さよならソルシエ

【4月】
・ミュージカル『刀剣乱舞』〜三百年の子守唄〜

【5月】
遙かなる時空の中で6 〜幻燈ロンド〜
・男水!

【6月】
・ミュージカル『レ・ミゼラブル
・舞台『刀剣乱舞』〜暁の独眼竜〜
・剣豪将軍義輝~星を継ぎし者たちへ~

【7月】
・舞台『黒子のバスケ
・ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学VS立海
グランギニョル

【8月】
・ミュージカル『レプリカ』
四月は君の嘘

【9月】
メサイア〜悠久乃刻〜

【10月】
・Live Musical『SHOW BY ROCK!!』〜深淵のCrossAmbivalence〜

【11月】
・ミュージカル『デパート!』
・InnocentSphere『”4×4=0"//re-edit』

 【12月】
・DIAMOND☆DOGS 『サロメ
THE CONVOY SHOW vol.34
『asiapan』
池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE

 

体感的にはもっと色々観ていた気もしますが、自分が思っていたよりは実際の観劇作品量は多くない印象です。観劇だけでなくイベントやライブもちまちま行っているのでそれもそうかな…という感じではありますが。

 

独断と偏見に充ち満ちた個人的な今年度印象に残った作品ランキング

 

第5位

舞台『刀剣乱舞』〜暁の独眼竜〜

→私暁の独眼竜の話私凄い好きだったんですよね。顔見せ兼プロトタイプの様な前作の「燃ゆる本能寺」よりもより戯曲らしく、より踏み込んだ内容になった印象でした。元々末満さんの刀剣男子の解釈がとても好きなのですが、伊達政宗と伊達の刀を通してその解釈がとても分かり易く、それぞれの刀剣男子の行動や思いが歴史上の人物も絡めて上手く紡がれていく様がとても好きでした。都合が合わず新作のジョ伝は拝見出来なかったのですが、行った妹曰く「末満さんがやりたかった内容なのがよくわかるし、とても作品としても良かった。」と言っていたので本当行けなかったのが残念。来年夏の新作共々今後の作品展開が益々楽しみです。

 

DIAMOND☆DOGS 『サロメ

→「あ、芸術作品だ」って見た瞬間に思った舞台でした。歌もダンスも。人間の歌声と肉体って何者にも代え難く美しい芸術作品なのだな…と見ながら感嘆してしまいました。とりあえず演者の方々のそれぞれの美しい部分を全力で引き出す構成と演出をしていました。舞台と言うより極上の芸術を観た感じです。サロメは題材も独特でどこか妖しげな感じが全員男でその妖しい美しさを香り立たせるのもまた良かったです。

 

第4位

グランギニョル

 →こちらも末満さんの作品ですね。TRUMPシリーズは全て履修済みだったのですが、全て履修したからこその最後の希望に見せかけた絶望が痛くて痛くて…。あとは何よりキャスト力の強さを見せつけられた作品でもありました。他の作品はカテゴライズされている若手育成の側面も大きかった気がしますが、今回はメインキャストの実力が安定して強いとここまでとんでもないものになるのか…とひしひしと感じた次第です。メインキャスト、演技は勿論ですが、特に主演2人の美の暴力と言わんばかりの美貌ときたら…!内容は勿論ですが、あそこまで場面場面で画になる舞台を拝見することはなかなかないと思います。

 

末満さんとても好きなんですけど、時々凄い説明が多すぎで蛇足になってしまうような印象の台詞やシーンがあるのだけが勿体無いなあと個人的に思ってしまいます。…いや、凄い偉そうな上にこの私の発言も蛇足なんですけど…。

 

第3位

ミュージカル『さよならソルシエ

 →今年は個人的にミュージカルの当たり年だった気がします。『さよならソルシエ』は評判は聞いていたのですが、世界観や雰囲気がとても水に合って好きでした。原作の漫画をミュージカルを観た後に読んだのですが、本筋は変わらないのは当たり前なのですが、思ったよりあっさりと読めてしまい、ちょっと拍子抜けした覚えがあります。ミュージカルのあの世界観はテオドルスの嫉妬とも敬愛とも何とも言えない複雑な正負が混ざり合った感情や、浮世離れしたフィンセントの雰囲気を主演の良知さんと平野さんが上手く役を作り上げているからなんだろうなあ。と改めて2人の実力に感服する作品でもありました。

 

第2位

ミュージカル『レプリカ』

→観に行ってから胸のドキドキとキュンキュンが止まらない…!久しくこんなときめいたことあったかしら…いや!無い!!(反語)でも、ただの胸キュンラブストーリーではなく、取り扱ってる内容は現代的でデリケート。登場人物の置かれている環境や年齢に近い分感情移入しやすかったのかもしれません。ただ、そのデリケートさをうまいさじ加減で重くなりすぎずに見せるキャッチーで軽やかな音楽と出演者の歌と演技。小さな劇場で演奏者と3人の登場人物だけで歌が紡がれていくのですが、その世界にしばらく浸っていたくなる。そんなミュージカルでした。再演したらまた行きたいですね。

 

第1位

ミュージカル『デパート!』

→今年1番「観て良かった!」と思った作品です。こちらも先述の『レプリカ』と同じようにキャッチーで耳馴染みの良い音楽を実力のある出演者の方々が歌いあげていきます。ただ、内容は大仰なものではなくどこにでもいそうな、それこそ自分の隣にいそうな人々が迷って悩んでそれでも前を向いて大切な日々を送っていく話です。群像劇でミュージカルとなると散漫になりそうな気もしますが待っそんなこともなく!ちょっと毎日に疲れたら背中を押してもらえそうなミュージカルでした。こちらも再演したら見にいきたいし、出来ればいろんな人に見て欲しい。

 

以上こんなところでしょうか。

 

ちなみに何故メサイアを入れなかったかと言うと、メサイアに関してはブログ書きまくってるし、それこそ主観が入りまくるので除外しました。

…が!

やはり、書かずにはいられないので(笑)

 

鋼と暁と悠久見てください!!

 

悠久に関しては本当鋼・暁を経ての着地点としてこれ以上ない所に着地したな…という印象です。有賀といつきが背負ってきたものと、様々なものを喪い、同時に喪ったが故に様々なものを得てきたあの世代の5人の行く末として本当良いものを見せて貰いました…

これ以上話すと「いつきのアドリブの話が胸熱」とか「一騎打ちのシーンがエモい」とか「ラストの有賀の台詞がなんも言えねえ」とか騒ぎ始めるので…自粛!

 

 

推しも重要なファクターなんですが、基本的に推しが出てなくても気になる俳優さんや内容、演出・脚本だったら行くし、逆に推しが出ていても水に合わないと思えば行かないスタンスは貫こうと思います。

 

来年どの程度観劇ができるのか、そしてどんな作品に出会えるのか全く未知数ですけど(現時点で行きたい作品やチケット取ってる作品もいくつかありますが。)多くても少なくても自分の糧になるような素敵で楽しい観劇ライフが送れたら良いな〜と思う次第です。

 

また素敵な作品に出会えますように!