今仮面ライダー俳優✕深夜ドラマが熱い!!! と言う話

 引きこもりを持て余し過去になくドラマを見まくっている今、私が毎週楽しみにしているドラマがあります。それが

ケイ✕ヤク−あぶない相棒−

です!!!

 見始めたきっかけは私のイチオシライダー作品の一つである『仮面ライダービルド』の主演・犬飼貴丈くん目当てだったのですが、見てみたら兎に角面白い。

そこでふと思う。

「最近私が面白いと思ったドラマって漫画原作の深夜帯アニメをメインでライダー俳優がやってるやつだな」

と。 

 自分が贔屓にしているのは勿論ですが、その贔屓目を差っ引いても出来の良いドラマが多い。特に漫画原作は

「お前原作を馬鹿にしてるのか!?」

と言う作品も少なくない中、深夜ドラマはうまく原作をドラマ用にブラッシュアップして落とし込んでいるドラマが多い印象。

 そんな中で私の完全な好みと独断と偏見溢れる最近の仮面ライダー俳優✕漫画原作のオススメ深夜ドラマを紹介したいと思います。

 

 

ケイ✕ヤク―あぶない相棒―

(仮面ライダービルド 犬飼貴丈主演)

冒頭でもお話した、今私が一番熱いドラマ。

ドラマ公式サイト↓

原作↓

 

 公安の警察官とヤクザの若頭がとあるきっかけで互いに共通の目的があると知り、その目的の為に恋人契約を結ぶというもの。

 『仮面ライダービルド』の桐生 戦兎役でお馴染み犬飼貴丈くんが演じるのは今回はフリーターから3年でスピード出世したヤクザの若頭・英 獅郎(はなぶさ しろう)。バイ・セクシャルで目的の為に男性と肉体関係を匂わせる描写もある。

 その犬飼くんの獅郎。とにかく原作から抜け出てきた感が半端ない。寧ろそれ以上かもしれない。とにかくヤバくて! エロい!! 危険な男の香りが!! 堪らない!!!!

 ドラマ一話の冒頭、原作でも描かれている総理との情事を匂わせる一幕の再現度が兎に角エロくてヤバい。語彙力が無い感想で申し訳ないのですが、本当にそうなのですよ。(ちなみにドラマの後に私は原作を読んだが再現度の高さに驚きました)

 キャラクターは原作をのイメージそのままで、ドラマは原作の重要な部分はおさえつつ、全面的にバディものとして押し出している印象。BLと言うよりブロマンス寄りのヴァイオレンスサスペンス・アクションという感じ。そして、何よりバディものとして抜群に面白い。画面の作りも素人目だが映画っぽくて良いなあと思っています。


 個人趣味の話をすればヤクザと公安のバディものと言う時点で私の好き全てにクリーンヒットした要素が盛り盛りなので好きにならないはずがない!全体の評判も上々な印象。

 犬飼くん本人も某バラエティで言っていましたが、ずっと“ネクストブレイク俳優”なので、この『ケイ✕ヤク』をきっかけにぼちぼち爆売れしないかな……と願うばかり。

 

 ちなみに余談ですが、犬飼くん出演作品で

『彼女は夢で踊る』

と言う映画も私は好きなのです。

ストリップ劇場に魅せられ、踊り子に恋をし、サラリーマンを辞めストリップ劇場で働き始める青年を演じています。

 『ケイ✕ヤク』の触れたら危ない鋭さと妖艶な艶っぽさがある演技とは真逆で、妖艶な艶っぽさに魅せられそれを手に伸ばす柔らかく透明感のある演技が見られます。私は恋した踊り子を犬飼くんが海辺で抱きしめるシーンが堪らなく綺麗で好きなのです。ご興味がある方は是非見てみてください。

https://youtu.be/aVEqmlZ2hcE

 

 

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

(仮面ライダービルド 赤楚衛二主演)

 恐らくこのブログを読むであろう方々にはお馴染みなのだろうな……と予想する『チェリまほ』。言わずと知れた『仮面ライダービルド』で万丈龍我を演じた赤楚衛二くんの出世作

ドラマ公式サイト↓

原作↓

主人公の安達は30歳まで童貞だった結果誕生日を境に人に触れるとその人の心が読める能力を持つ魔法使いになってしまう。ひょんなことから、営業部のエースの同期・黒沢に触れた所自分に対する溢れんばかりの恋心を知ることに……。 

 じわじわと話題が広まり、結果一世を風靡したと言っても過言ではない『チェリまほ』。類に漏れず私もハマり、何ならBlu-rayBOXもしっかり買いました。

 仕事も出来れば見た目も爽やかな完全無欠のイケメン・ 黒沢の役を町田啓太さんをキャスティングしたのも言わずもがな100点満点で素晴らしいし、何より一歩間違えると凡庸で目立たなくなり、暗い印象を植え付けてしまいそうな役どころである安達を赤楚くんがやるとちゃんとキャラとしても立つ、程よく小綺麗で暗くもなりすぎない。どこにでもいそうだけど、案外いないあの絶妙なバランスがたまらない。安達役に赤楚くんをキャスティングした方は本当に見る目がある! 

 この作品もドラマを見てから原作を読んだクチですが、原作と比較してドラマは凄くブラッシュアップされいたのも良かったですね。人と人とがちゃんと向き合い、全ての人に優しい世界。それはきっと制作スタッフの作品に向き合う姿勢を写したからこそなのかなと思いました。原作の最初の方は勢いはあるけれど、ちょっとえげつない印象も受けた部分もあったのですが、ドラマ後に漫画の方向性がちょっと変わってきた様に感じています。これはあくまで私の読んだ感覚の問題ですが、ドラマの影響を良い意味で受けているのかなと。

 『チェリまほ』の後赤楚くんが飛ぶ鳥を落とす勢いの売れっ子俳優になり、作品に恵まれるってこう言うことなんだなあと思うと同時に、それを引き寄せたのは彼の運と実力と人間性全てがあってこそなのだと思いました。

 4月の映画、原作の今後の展開、そして赤楚くんのこれからの活躍と全て楽しみです。赤楚くんこのまま地位を築いて売れっ子俳優として走り抜けて欲しい……!

 

 書いていて気付いたのですが、これ両作品とも仮面ライダービルド俳優✕劇団EXILEですね。

 先に『ケイ✕ヤク』や『チェリまほ』を見て犬飼くんや赤楚くんが気になった方は是非二人の最高にベストマッチなバディが見られる『仮面ライダービルド』を是非見て下さい!!!! 自分たちの正義や存在に迷いながら、「相手がいるから自分が存在する、救われる」と言うバディの境地に至る最終回とその過程は最高です!!!

(しかしビルドのキャラクタームックの表紙何故これでGOを出したのかいまだに不思議だと思う自分もいます)

 

 

夢中さ、きみに

(仮面ライダーゼロワン 高橋文哉出演)

 先述で仮面ライダービルドのダイマの様になってしまいましたが、最後に令和最初の仮面ライダー仮面ライダーゼロワン』の主演・高橋文哉くんの作品を紹介したいと思います。

 文哉くんと言えば最近話題作にちょこちょこ出ていて『最愛』などは話題にもなりましたし記憶に新しいと思います。

 でも私がイチオシしたいのはこちら。

ドラマ公式サイト↓

原作↓

 原作は8編の短編コメディ漫画が収録されている短編集。複数の話で登場人物が被るものもあり、この漫画全体を長い一つの話として流れるようにドラマは構成してあります。今話題のなにわ男子の大西くん初主演ドラマとして記憶している方も多いのでは。

 文哉くんの役どころは中学の時に顔面偏差値が高いゆえにモテすぎて嫌な思いしかしなかったので、高校では暗く、ダサく、目立たず過ごそうと逆高校デビューを決めた少年・二階堂。その逆高校デビューは成功しクラスメイトからは

「呪われる」

だとか

伊藤潤二の漫画の登場人物みたい」

とか言われる始末。でも気を抜くとイケメンオーラがだだ漏れ……

 ここまで書くと

 「 いやいやそんなん、漫画だからの表現で実際にやるの無理でしょ」 

と思いますよね。私も思いました。

でもそれが

実在したんです。

これが

こうなる

うわ!二階堂実在したー!

とTVを見ながら私は叫ぶと同時に、高橋文哉くんのイケメンと演技力のポテンシャルがここまであることを改めて認識しました。

 と言うのも、『仮面ライダーゼロワン』を見ていた時は、うれないお笑い芸人設定と顔芸がいけなかったのか、全部見ても全然格好良いとかイケメンとか思わなかったんですよ(失礼)いっそ、不破さん役の岡田くんの方が数倍格好良いと思っていたんです。その認識を『夢中さ、きみに』で改めることになるのでした。でもイケメンなのにイケメンに見えないのも彼の演技力故に為せる技……。

 最近話題作に色々出演していますが、高橋文哉くんはネクストブレイク待ったなしだと思うので今後も注目していきたいところです。

 

 ちなみに、この原作『夢中さ、きみに』も数々の話題作を生み出している漫画家・和山やま先生の作品で抜群に面白いので是非ご興味ある方は読んで見てください。

 

 

 趣味のまま、気の向くまま書き散らしましたが、上記3作は原作もドラマも非常に面白いです。ドラマを見てから原作を読んで比較するも良し、興味のある俳優さんが出ている仮面ライダーを見るも良し。楽しみ方無限大です。是非楽しいドラマ&漫画ライフをお送りください。

 

そして最後に

仮面ライダー俳優皆爆売れしようぜ!!!!